Ubuntu上でアスカを動かす(成功)

前回記事(Ubuntu上でアスカを動かす(できなかった時のログ))の続き?
続きというほどではないが、やったこととしては続き
もしUbuntuでアスカを動かしたいという人がいるのであれば、この記事を中心にトライしてほしい
それをLinux(Ubuntu18.04)上でWineを使って動かしてみる。

環境

ということで、改めて環境

ハード:core i7 6800K / 32GB / GTX1080
メインPC(ホストOS):Windows 10 pro
VMware:WM ware Workstation 15 Player / 15.5.7 build-17171714
Linux環境(ゲストOS):Ubuntu 18.04.05 LTS

$ cat /etc/os-release 
NAME="Ubuntu"
VERSION="18.04.5 LTS (Bionic Beaver)"
ID=ubuntu
ID_LIKE=debian
PRETTY_NAME="Ubuntu 18.04.5 LTS"
VERSION_ID="18.04"
HOME_URL="https://www.ubuntu.com/"
SUPPORT_URL="https://help.ubuntu.com/"
BUG_REPORT_URL="https://bugs.launchpad.net/ubuntu/"
PRIVACY_POLICY_URL="https://www.ubuntu.com/legal/terms-and-policies/privacy-policy"
VERSION_CODENAME=bionic
UBUNTU_CODENAME=bionic

聞いた話からVM環境再設定

前回の記事でも書いてあるが、結局あれから色々やったがだめだった
ということで、予定地さんへ聞いた
DLL等は入れず、wine-developmentのversion 5.0で動くとのこと
あと、VMwareの3Dアクセラレートを無効化も必要らしい
予定地さんのUbuntuは20 らしいが、PPAをやっていたときは、出たか出てないか、ギリギリの時期だったはず(超曖昧記憶)なので、後回し

VMwareの3Dアクセラレータ

VMwareの3Dアクセラレータが描画周りを邪魔して、落ちるらしい
ゲストOSを止めて、設定→ディスプレイから3Dアクセラレータを無効化(下記画像)
これでおk
VirtualboxやらHyperV、WSLなんかはわからないが、このあたり気をつける必要はあるだろう

Wine環境

wineを5.0にする

まず現wine環境

$ wine --version
wine-3.0 (Ubuntu 3.0-1ubuntu1)

やはりというか、バージョンが低い
wine 5.0以上へ更新しようと思うが、apt installで入れただけなので、公式のパッケージは3.0なのだろう
buildして入れるか、なにかしないと行けなさそうだ

Ubuntu 18.04に最新のWINE(5.0.0)をインストールする – 330k info https://www.330k.info/essay/install-wine5-to-ubuntu-18.04/
ここを参考にwine 5.0を入れる
Ubuntu18.04まで同じ環境の人がいるとは

最後まで読んでからであれば気づくが、WineHQに記載のコマンドを実施する前にもう一つレポジトリ追加をする必要がある。
レポジトリURLは環境によって多少変わるだろう。
https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/
ここから環境のRelease.keyを探して、apt-keyに突っ込む

$ wget https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_18.04/Release.key
$ sudo apt-key add Release.key
$ sudo apt-add-repository 'deb https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_18.04/ ./'
$ rm Release.key
$ sudo apt update

何か入れる必要はない(というか依存関係のパッケージを入れるために必要みたいなそんな感じ)
あとはwinehqからwine 5.0を入れる

$ sudo dpkg --add-architecture i386 
$ wget -nc https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key
$ sudo apt-key add winehq.key
$ sudo apt-add-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ bionic main'
$ rm winehq.key
$ sudo apt update
$ sudo apt install --install-recommends winehq-stable

これだけでwineの5.0以上が入る
2021/05/07の時点ではwine 6.0が入った

$ wine --version
wine-6.0

wine-developmentを入れる必要があるかどうかはわからないが、
winehq-stableを入れてる状態でwine-developmentを入れるとwinehq-stableが削除され、wine-3.6が入った、そしてアスカは起動しなかった(アスカ起動後検証)
ちなみにwinehq-developmentはない
wineでDLLコンポーネント類は入れる必要なかった

アスカ起動

あとはアスカがあるフォルダでアスカを起動するだけ
前回記事に書いてあるが、Ubuntuに入っているアスカはWindowsにインストールしたあとのフォルダ(C:\Program Files (x86)\CHUNSOFT\AsukaPC)をオフライン化パッチNoCDパッチを当てたバックアップもの

前回記事からwyxe
アスカはCDをISO化して、バックアップしていた。
メインPCにはAsukaPlusが導入されており、VM上のWin10は開発者オプションを付けてAsukaToolsを動かす試みを行って断念したままも状態だった。なので2016年の評価版Win10のVM上でそのISOをマウントして、インストール
そのインストールしたexe郡をそのままNASに入れてバックアップしたものを用意したしていた
→あとに出てくるが、オフライン化パッチを当てる必要があったので、当てたexe郡を更にpatchedとしてバックアップ。それをUbuntuに持ってきて利用した
セーブデータ管理に使われるレジストリ関係はノータッチ

~/CHUNSOFT/AsukaPC$ ls
 00000000.016
 00000000.256
 AsfPc.OLD
 AsfPc.exe
 Asuka.chm
 CheckAppExec.exe
 DrvMgt.dll
 EPatch.exe
 ERROR.LOG
 Loader.exe
 SECDRV.SYS
'[NoCD Patch] 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参! Ver.1.7.0.0..EXE'
 data
 dev_caps.csv
 save
 使用許諾契約書.txt
~/CHUNSOFT/AsukaPC$ wine AsfPc.exe 

前回試行錯誤(.Net周りを入れたり色々した)したせいか、monoやらgeckoやらwineの設定でいくつかが入った。全部OKでおk
今度は起動した!!
ムービーはasf周りが入っていないので、ムービーの再生に失敗しましたはでる
wmvではないんだね、似たようなものだとは思うが

アスカ、起動ムービー失敗画面

ムービー失敗中のwine出力は以下の通り

01c8:err:gstreamer:unknown_type Could not find a filter for caps: "video/x-ms-asf"
01c8:err:gstreamer:watch_bus decodebin0: GStreamer はプラグインを見つけることができません
01c8:err:gstreamer:watch_bus gstdecodebin2.c(4679): gst_decode_bin_expose (): /GstBin:bin0/GstDecodeBin:decodebin0:
no suitable plugins found:
Missing decoder: Advanced Streaming Format (ASF) (video/x-ms-asf)

0024:err:gstreamer:gstdecoder_init_gst Failed to play stream.

OPムービーなんていいんだよ!OKOK

Ubuntuでアスカ起動画面
https://twitter.com/meto4d/status/1390877748944539651

ちゃんと動いた!!!
やったね!
32bit版の問題もあるが、パッケージ入れるときにi386は指定して、ちゃんとそれが入っているので、環境変数周りを設定する必要もないようだ

$ apt list --installed | grep wine
(抜粋)
wine-stable/bionic,now 6.0.0~bionic-1 amd64 [インストール済み]
wine-stable-amd64/bionic,now 6.0.0~bionic-1 amd64 [インストール済み、自動]
wine-stable-i386/bionic,now 6.0.0~bionic-1 i386 [インストール済み、自動]

まとめ

32bitを含めたwine version5.0以上のstableを入れるだけでアスカが動いた
VMwareの場合は3Dアクセラレータ無効化の必要もある
じゃあ次はwineのコンテナやMacで試してみたいな
コンテナでやる場合はGUIをどうするかという問題が先に解決すべき部分だな

ありがとう予定地さん!

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